金具の外し

桐たんすの修理において金具外しというものがあるのをご存知でしょうか。これは洗いの一環で行われるものですが、この金具外し一つでも職人の腕により差が出ると言われています。桐箪笥の修理はそれほど繊細で緻密なものなのです。では、桐箪笥の修理における金具外し・金物外しとはどのようなものでしょうか。

金具外し・金物外しとは

桐たんすの修理における金具外し・金物外しとは、桐たんすについている金具を外す作業です。この桐たんすの金具は非常に貴重で、修理における第一段階と言っていいでしょう。桐たんすの修理の際に壊れてしまって使えない金具は新しいものに交換しますが、そうでないものは桐たんすの修理が終わってまた元通り付けたいと考えているので、折れたり壊れたりすることがないよう丁寧に扱います。

桐たんすの工程

このように桐たんすの金具を丁寧に取り外したら、この金具についたサビや汚れを落とす作業をします。何代にもわたって使用している金具だと、もちろん壊れやすくなっていたりもろくなっていたりします。しかし、これからの使用にも耐えられそうな桐たんすの金具に関してはできるかぎり使用していきます。桐たんすの修理は手間隙がかかる作業だというのがお分かりになるかと思います。これが済んだら、桐たんすの修理の大事な工程「洗い」に進んで行くのです。タンスはたかがタンスと思われがちですが、代々伝わる桐たんすには一概には言えない価値が詰まっています。